服に付いたシミは、早く対応するほど効果的です。
自分でシミ抜きを試みても落ちないことがあり、無理にすると生地が傷むこともあります。
最初の処置を誤ると、シミが取れなくなることもあるため、正しい方法を知っておくことが大切です。
◇しみの種類を見分ける
シミ抜き前に、シミの種類を見分けることが重要です。
シミには「水性」「油性」「不溶性」の3種類があり、それぞれ適切な方法で対応し、水性シミは水で、油性シミは油で落とすのが基本です。
◇種類別のしみ取り方法
・水性
水性のシミは緑茶、紅茶、コーヒー、ジュース、しょうゆ、ビールなどの飲食物によるものです。
まず、ティッシュや乾いた布でつまむようにして汚れを取り除き、水で拭かず、できるだけ早く水で洗い落とし、通常の洗濯をします。
水で落ちない場合は、シミの裏にタオルを当て、台所用洗剤をしみ込ませた綿棒で叩いてシミをタオルに移し、その後普通に洗濯しましょう。
◇油性
油性のシミは、サラダ油、ラーメンのスープ、油性ボールペン、口紅などによるものです。
クレンジングオイルを綿棒にしみこませ、シミの裏にタオルを置き、叩くようにしてシミを移します。
その後、通常通り洗濯します。色や柄がある洋服の場合は、目立たない場所で色落ちを確認してから行ってください。
◇不溶性
泥汚れなど固形物が混じった不溶性のシミは、水にも油にも溶けません。
まず固形物を取り除き、汚れが乾いたら手でもんだり古歯ブラシでたたいてできる限り汚れを落としましょう。
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